学生たちが、商品企画~製造~販売の流れをノンストップのパッケージで学ぶ授業の一環として、先日、染色の実習を行いました。

今年は、「草木染めシュシュ」を製造・納品することに決定。栃木市在住の染色家で「紅工房」を営む樽見美智子先生のご指導の下に染色技術の知識習得を兼ねながら、商品の製造を行いました。

染色に用いたのは「さしも草」という栃木市吹上地区特産の植物で、「吹上地区まちづくり協議会」会長の酒巻幸夫さんからご提供の快諾を得て使用しました。「さしも草」は百人一首の「かくとだにえやは伊吹の……」で有名ですが、地元ではそれをうどんに練りこんだりして、地域の方々はじめ地元の高校生たちが、そのPRと普及に10年以上がんばっています。

8月3日に開催される「第3回蔵の街ビブリオバトル」の景品として使っていただく予定です。

 

 

さしも草を刈る(栃木市吹上地区)

 

 

さしも草

 

 

さしも草を煮て染料を作る

 

 

染色・媒染

 

 

アイロンがけ

 

 

縫製

 

 

検品と袋詰め

 

 

蔵の街ビブリオバトル主催者様にお届け