「ファッションビジネス科(2年コース)」を終えて、この春から「ファッションビジネス専攻科(1年コース)」に進学した学生たちが、商品企画~製造~販売の流れをノンストップのパッケージで学ぶ授業の一環として、先日、染色の実習を行いました。
今回は、「草木染めストール」を製造・販売することに決定。栃木市在住の染色家で「紅工房」を営む樽見美智子先生のご指導の下に染色技術の知識習得を兼ねながら、商品の製造を行いました。
染色に用いたのは「さしも草」という栃木市吹上地区特産の植物で、「吹上地区まちづくり協議会」会長の酒巻幸夫さんからご提供の快諾を得て使用しました。「さしも草」は百人一首の「かくとだにえやは伊吹の……」で有名ですが、地元ではそれをうどんに練りこんだりして、地域の方々はじめ地元の高校生たちが、そのPRと普及に10年以上がんばっています。
さて、夏には(これもやはり地元の)「吉屋信子記念会」の皆様主催のイベントでの販売を目指します。
さしも草
さしも草を煮て染料を作る
染色・媒染
乾燥
完成